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【トラック運転手を目指すあなたへ】簡単に分かりやすくトラック運転手について解説します

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◆この記事はこんな方におすすめ◆
・トラック運転手になりたい方。
・就職先を悩んでいる方。
・トラック運転手を詳しく知りたい方。

 

 

 

 

 

 

 

 

その①年収

運送業では小型・中型や大型などのトラックそのものの大きさや運送する地域の範囲によって様々となります。

小型トラックドライバー

小型の平均年収は419万円と言われています。

もちろん地域によっては変わりますが東京などでは500万円と言う所もあるそうです。

小型トラックドライバーは普通免許を持っていれば運転可能なので気軽に誰でも運転出来ます。なので誰でも出来る点やしっかりとお金を貰える点を考えたらまず小型トラックドライバーを目指すのが良いと思います。

 

中型トラックドライバー

中型トラックドライバーの平均年収は約500万円と言われています。

中型では先程紹介した小型と違い専用の免許が必要となります。(詳しくは下で説明)

なので誰でもすぐに始めれるわけではないですが小型トラックドライバーからのステップアップや多少の負担が増えてでもお金が欲しいという方は中型トラックドライバーがおすすめです。

 

大型トラックドライバー

運送業界でも1番多くのお金を貰えるのがこの大型トラックドライバーです。

平均年収は約450万円〜と言われています。

なぜ450万円〜と記したかと言いますと大型トラックドライバーは距離や配送地域などにより大きく変わってきます。

小型や中型とは違い日本全国へ運送するのでそれなりの距離を走ればそれなりの金額が貰えます。

トラックドライバー界でも1番難しく負担が大きいと言われているだけあって年収600万円を超える人も少なくはありません。

なので今回は曖昧な感じにはなってしまいましたが最低でも450万円は貰えると思います。

 

 

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その②労働時間

2024年4月1日から自動車運転業務(運送業ドライバー)に年間残業時間上限960時間の規制が設けられます。

 

トラックドライバーの拘束時間

1日の上限は13時間

残業も認められているが拘束時間と拘束時間との間に8時間の休憩時間を入れた場合のみ最大3時間まで認められています。

なので一日に最大16時間労働まで認められている。

※食事などの時間も含む。

しかし労働時間15時間を超えて良いのは1週間で2日のみ。

休日について

トラックドライバーという職業は1人のペースで仕事をすることが出来ず、基本は受け取り側の都合に合わせる形になります。

なので休日と定められている日でも出勤しないと仕事を終わらせられないという事もありますので基本的には少ないイメージを持っていただけたらと思います。

特に大型トラックドライバーなどは勤務時間も決まっている訳ではなく受け取り側の時間に合わせて運送するので確実に休日が決まっているかと言ったらそうではないのでそこだけは気を付けておきましょう。

 

残業について

年間で960時間が義務付けられています。

なので月平均80時間が目安となります。

1ヶ月の上限はありません。

なので1ヶ月の残業時間が多くなる月もあれば少なくなる月もある場合もあります。

※休日労働時間は含まれない。

 

 

その③仕事内容

主な仕事内容

  • 集荷
  • 配送・配達
  • 荷積み・荷降ろし
  • 梱包
  • 伝票作成

などがあります。

集荷について

各エリアから荷物や物品を一箇所に集める作業のことです。

主にクロネコヤマトや佐川急便などがしています。

配送・配達について

トラックドライバーの1番の仕事は配送・配達です。

業者から頼まれた商品を指定された時間よりも前に届けなければいけないのである意味時間との勝負にもなってきます。

宅配などは自分でルートなどを決めたりします。いかに効率良く配達出来るかが勝負なので経験なども必要となってくると思います。

店の商品を配送する場合は店舗やルートが決まっている場合が多いのでその作業の繰り返しとなります。

大型については北海道から九州や沖縄まで全国に配送することになるのでとても大変な作業となります。

荷積み・荷降ろしについて

荷積みは倉庫などに保管してある商品を仕分けしつつトラックへと積む作業の事です。

荷降ろしはその逆で受け取り先に着いた際に行う作業です。

荷積み・荷降ろしは力が必要のなるのでトラックドライバーの仕事の中では唯一力仕事となります。

梱包について

これはトラックドライバーの作業ではないですが企業によってはする場面もあると思うので一応紹介します。

先程荷積みの時に倉庫と言いましたがその倉庫内で作業します。

主に商品に番号をつけたり店ごとに商品をまとめ荷積みをしやすくしたりする作業となります。

伝票作成

これもトラックドライバーの仕事じゃない場合が多いですが一応紹介します。

主に商品などに貼られている商品情報や発送元などを分かりやすくするために伝票を作成しそれを正確に商品に貼る仕事となります。

 

実際の1日の流れ

私の知り合いの大手コンビニ会社への運送業者はこのような仕事内容でした。

午後13時に出勤

午後13〜14時まで荷積み

午後14時〜18時までコンビニへ配送

午後18時〜19時間まで休憩

午後19時〜20時まで荷積み

午後20時〜0時までコンビニへ配送

午前1時に帰宅

という感じでした。

 

 

 

その④必要な免許

普通自動車免許

取得できるのは満18歳以上の人で、車両総重量3.5t未満・最大積載量2t未満の車両。

2007年6月2日~2017年3月11日の間に取得した人は、最大総重量が5t未満・最大積載量3t未満の車両を運転することが出来る。

2007年6月1日以前に取得した人が運転できるのは、車両総重量8t未満・最大積載量5t未満の車両です。

 

中型自動車免許

中型自動車免許は4tトラックやスクールバス、ごみ収集車などの運転をする場合に必要な免許です。

車両総重量7.5t以上11t未満・最大積載量4.5t以上6.5t未満・乗員定員11人以上29人未満までの車両が運転出来ます。

免許取得出来る条件は

  • 満20歳以上
  • 普通免許か大型特殊免許を有し、2年以上(免許停止期間を除く)の免許経歴がある。

となります。

 

準中型自動車免許

準中型自動車免許は、4tトラックなど小型貨物自動車の運転ができます。

車両総重量3.5t以上7.5t未満・最大積載量2t以上4.5t未満・乗員定員10人以下の車両を運転できる免許で、取得できる年齢は満18歳以上です。

※普通自動車免許を取得する際に同時に受講することも出来ます。

乗員定員が10人以下なので、マイクロバスなど小型バスの運転はできません。

 

大型自動車免許

大型免許では

  • ダンプカー
  • ミキサー車

などの車両も運転出来ます。

車両総重量11t以上・最大積載量6.5t以上・乗員定員30名以上の車両が運転可能です。

満21歳以上で普通自動車免許か大型特殊免許を有し、免許経歴が通算3年以上(免許停止期間を除く)の人が取得できます。

なお、普通免許はMT車の免許が必要で、AT車限定の場合は自動車教習所の第1段階で技能教習が4時間追加されます。

 

けん引免許

けん引免許とは、750kg以上の荷物を載せた台車やトレーラーなどをけん引する際に必要な資格です。

満18歳以上で普通自動車免許、大型自動車免許、大型特殊免許のいずれかを有している人が取得できます。

主に荷降ろしなどの場面で使う機会があるので取得しておいて損はないと思います。

 

主にこのような免許を持っていれば運送業で働くことが出来ると思います。

その⑤トラックドライバーについて

向いている人

人付き合いが苦手な人

トラックドライバーは基本は1人の時間がほとんどです。

人と接する場面は荷積み・荷降ろしの時くらいで宅配の場合は商品を渡すだけなので人付き合いが苦手と言う方はとてもおすすめです。

大型トラックドライバーとなれば長距離を1人でひたすら運転することになるので何も考える必要はなく気楽に仕事をすることが出来ます!

 

体力に自信がある人

先程話が出ました荷積み・荷降ろしは基本は1人でやることがほとんどです。

長時間運転した後にたくさんの荷物を降ろすことになるので体力が必要だと思います。

長時間の運転も体力が無いと少し厳しいと思うのでもし体力に自信がある方は大型トラックドライバーを狙ってみるのもいいかもしれません。

 

旅が好きな人

これは大型トラックドライバーに限った話ですが大型では何度も言っている通り北海道から沖縄まで全国どこでも配送する可能性があるので一見辛いように思えますが旅が好きな人からすれば色々な県を跨ぐことが出来るのでそんなに苦にはならないと思います。

ですがもちろん旅行をするほどの時間はないので景色を眺めるくらいになります。

 

とにかく金を稼ぎたい人

とにかく金を稼ぎたい!という方は大型トラックドライバーを目指してください!

年収の時にも話しましたが大型では年に600万円以上稼ぐ方もいます。

もちろん仕事自体は大変ですがどうしてもお金が欲しいなら大型トラックドライバーを目指してください。

 

向いていない人

1人でいる事が辛い人

先程言いました通りトラックドライバーは1人の時間が多いので人とコミュニケーションをとることが好きな人からするととても苦になると思います。

 

家庭を持っている人

これは特に大型トラックドライバーが当てはまります。

大型は基本1週間に1.2日帰れればいい方で配送地域が離れてる場合は1週間車中泊ということもよくあります。なので家庭を持っている方は必ず家庭内でそのことを理解した上で仕事を選ぶことをおすすめします。

 

休日が欲しい人

トラックドライバーは基本休日は少ないと思ってください。

中型などでも休日出勤しないと仕事が完了しないという場合もあるので工場などに比べたら確実な休日というものは少ないと思います。

 

将来安定したい人

最近ではネットショッピングなどが盛んとなりトラックドライバーの需要も高まってきていますがトラックドライバー界は現在人手不足などの問題を抱えておりそれを解消すべく最近ではトラックの自動運転化などが話題になりました。

まだまだ試験途中ですがもしも自動運転化が当たり前となってきたら恐らくトラックドライバーという職業に対する需要が低くなってしまう可能性もあります。

自動運転化を詳しく知りたい方はこちら↓

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まとめ

トラックドライバーについて様々なことを話してきましたが直結にどのような職業なのかまとめると

  • 仕事はキツイけど給与が高い

そんなイメージを持ってくれればいいと思います。

これから法改正もされますます働き改革が運送業界でも行われると思うので是非興味をもってみてください。